今日ほど、地域と森林の関わりについて再考が求められている時はありません。中山間地域の限界集落化と森林の管理不全は表裏一体の現象として進展してきたといってよいでしょう。その状況に対処するのに、国は「森林環境税」の新設を伴う「新たな森林管理システム」に乗り出そうとしています。しかし、この政策には明らかな誤りがあります。当然あるべき学術的裏付けがないことと、新たな森林管理とはいうものの、そもそも誰が適切に担えるのか明確でないことです。森林及び国土の荒廃や国民の財産権の侵害につながりかねない政策が、場当たり的に、しかも強権的に実施されようとしているのです。

 そこで、私たちは改めて「地域からみる森林管理」について考えたいと思います。ヨーロッパの先進事例にも学びながら、地域の持続性と森林の持続性を同時に達成する森林管理のあり方を、いまこそ探求していきたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

【日時】 3月14日(水) 15:00~18:00

【場所】 鳥取大学広報センター1階 コミュニティ・デザイン・ラボ(鳥取市湖山町南4丁目101)

 

プログラム

(1)開会挨拶

 開催趣旨とRISTEXプロジェクトについて(15:00〜15:15)

  鳥取大学地域学部 教授 家中 茂 

(2)報告

「智頭町における土地・家屋の管理と生活についての調査」(15:15〜15:45)

  鳥取大学農学部 准教授 片野 洋平 

「森林組合等林業事業体の経営改善の方向を把握するための調査」(15:45〜16:15)

  鳥取大学農学部 助教 芳賀 大地 

― 休憩(16:15〜16:30)―

「森林の管理経営を誰が担うのか―国の森林政策の方向とヨーロッパの森林管理システム」(16:30〜17:30)

  鳥取大学農学部 教授 大住 克博

(3)ディスカッション(17:30〜17:55)

(4)閉会挨拶(17:55〜18:00)

  鳥取大学地域価値創造研究教育機構 機構長 法橋 誠

 

【主催】

鳥取大学「生業・生活統合型多世代共創コミュニティモデルの開発」プロジェクト(JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域)、鳥取大学地域価値創造研究教育機構、林野誌研究会、智頭町

 

【問合せ先】鳥取大学研究推進部 地域価値創造研究教育機構 企画管理室

        Tel(0857)31-6777(担当:松田)

        e-mail koken★ml.adm.tottori-u.ac.jp(★を@に変えてください。)

 

詳細はチラシをご参照ください。 ⇒ 森林未来フォーラムチラシ