文部科学省は、大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)(プロジェクト支援型)における平成25年度の新規採択実施機関(第3サイクル審査分)を決定した。そのうち鳥取大学では下記の2件のプロジェクトが採択された。

 

①再生医療技術の基盤研究を応用した内在性幹細胞制御による肝疾患の革新的治療戦略

研究代表者: 医学系研究科 教授 汐田  剛史

概要: 本プロジェクトは、再生医療の基盤技術を応用し、生体内での低分子化合物による内在性幹細胞制御という新たな概念に基づいて、多くの肝疾患に効果がある生体内で肝臓再生する治療薬を開発し、ベンチャー企業を設立して製薬企業への導出を目指す。

事業プロモーター: 野村ホールディングス株式会社

 

②カニ殻を用いたキチンナノファイバーの製造技術、およびその展開

研究代表者: 工学研究科 准教授 伊福 伸介

概要: 本プロジェクトでは、廃カニ殻から新素材「キチンナノファイバー」を簡便・低コスト・大量に抽出する技術を活用し、幅広い産業応用に向けた製造技術の確立を行い、付加価値の高いマテリアルを創出するベンチャー企業の設立を目指す。

 事業プロモーター: 株式会社ファストトラックイニシアティブ

 

平成25年度のSTART(プロジェクト支援型)の審査は3回のサイクルに分けて行われ、今回は第3サイクル審査分の採択になり、今年度のプロジェクト申請件数は145件、プロジェクト採択件数は16件である。

平成25年度における鳥取大学の2件の採択は東京大学と並び最も多い件数であり、平成24年度から開始されたSTART(プロジェクト支援型)において中国・四国地方の大学では初めての採択となった。

 

※参考(文部科学省平成25年度大学発新産業創出拠点プロジェクトの実施機関の決定について):

http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chiiki/daigaku/1340218.htm